不登校経験者のお話を聞く

 

 

 

 

 

 

共育ステーション地球の家 5周年記念イベント
「学校以外の場で育った不登校体験者のお話を聞く会」に参加しました。(12/22 松戸市にて)

お子さん連れの方やお孫さんの不登校を心配してこられた方など、幅広い年齢の参加者で会場はいっぱいでした。

ふたりの不登校体験者が、自分の経験したことを話してくれました。
学校に行かなくなった理由はそれぞれでしたが、おとなが発する何気ない一言に自尊心を傷つけられたり、集団に自分を合わせることが苦しくなってしまったり、学校へ行かないことに罪悪感を感じていたり・・・その子にとって、学校が安心して自分らしくいられる場所ではなくなってしまったのだと感じました。

会の中では、学校以外の学ぶ機会や取り組みもとして、「地球の家」での取り組みや、フリースクール、ホームエデュケーションについても紹介されました。
子どもが自分で学ぶ場を選択できることは、その後のやる気や自己肯定感につながるのだと感じました。

2016年教育機会確保法ができ、学校復帰を前提としない教育支援、学校以外の学びの重要性が認められました。認めたそのあと、この法律を当事者と保護者が知ることが大事だということと、これから何が必要なのか、どのように次のステージへ進めていくのかを考えていかなくてはなりません。

9月議会での平成29年度一般会計決算審査の総括質問では、教育長から不登校対策について、出現率にとらわれずに対応する。必ずしも学校復帰だけを目的とせず、一人ひとりの状況を多面的に捉え支援していく。さらなる個別支援の充実につなげたいとの発言がありました。
今後に期待し、私もさらに政策提案できるよう学んでいきたいと思います。