今年もいろんなことがありました

2018年、平成30年もあとわずかとなりました。
平成最後の年の瀬ですね。

今年は災害の多い年でもあり、世相を1字で表す「今年の漢字」は「災」でした。
議会での一般質問でも、災害時の避難所についての質問や女性消防団員採用の提案など、福生市の備えについての質問に取り組みました。
自然災害はもちろんのこと、4月には羽村市の中学校の校庭に米軍の訓練中のパラシュートが落下したことや、10月に米軍横田基地にCV22-オスプレイが正式配備されたこともあり、航空災害についても一般質問で取り上げました。オスプレイ配備には反対ですが、上空を飛行している現状があるかぎり、危機管理として万が一の時の対処は確認しておかなければなりません。

春休み期間には、石巻市・東松島市・女川町を訪れ、東日本大震災から8年目となった被災地を自分の目で確かめ、被災された方のお話を直接うかがいました。復興したところもあれば、まだ何もない地面が続くところもあり、瓦礫の山が残されているところもありました。まだまだ、被災地への支援が必要だと実感した旅でした。
前回とこの訪問でお世話になった方・・・ご自身も被災されていますが、被災者のお仕事づくりをするNPOを立ち上げ活動を継続されている方から、西日本豪雨の被災地への支援活動のお話をいただきました。熊本地震の時もそうでした。被災地から被災地を応援することに意味があると・・・

福島第一原発事故での被災地、飯館村議会議員のお話を聞く機会もありました。
納得いかない帰還政策やご自身のお子さんの健康状態など、苦しい胸の内を聴くことができました。
政府が進めようとする原発再稼働には、反対の声を上げ続けなければなりません。

福生ネットとしては、設立15周年記念企画として「憲法学習会 檻の中のライオン」を開催し、多くの方にご参加いただきました。今だからこそ、憲法を学び考える機会の大事さを実感しました。

子ども食堂やプレイパーク、地域の活動で、おおぜいの子どもたちやお父さん、お母さんたち、若い世代のボランティアのみなさん、人生の先輩方・・・いろんな方と触れ合う機会も多くありました。

虐待で小さな命が奪われるという事件もありました。
子どもと女性の人権が守られていないと感じる事件が多く、憤りを感じることもあり、そのことを念頭に施策について考えることが多くなりました。

議員という立場で仕事をさせていただくようになり4年目、女性として母として、自分にしかできないことを議会で取り上げていこうと考えた一年でもありました。
来年4月の統一地方選挙の予定候補者として擁立され、さらに自分の力の活かし方を考えると同時に、小さな声に耳を傾けていきたいと思います。

まとまりのない振り返りとなりましたが・・・
来年はどんな年になるのか楽しみです。

みなさま どうぞよいお年をお迎えください。

 

 

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