地域を変える 子どもが変わる 未来を変える!                  ~子ども食堂・学習支援の取り組み事例と私たちにできること~

2015年11月17日 13時51分 | カテゴリー: 子ども子育て

会場の様子。座り切れないほどの参加者でした。

生活クラブ運動グループ インクルーシブ事業連合・子育て支援共育講座・生活クラブの学校企画3グループが主催する「地域を変える 子どもが変わる 未来を変える!」と題し行われた講演会と、学習支援の取り組み調査報告会に参加しました。(11月14日)

講演は、NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク理事長・栗林知絵子さん。
子ども食堂を始めるまでのお話しと、その取り組みを講演してくださいました。

プレーパークで活動する中で、今まで出会ったことのない境遇に置かれている子どもと出会い、その子の話を聞くことから始まりました。「今日は、まだご飯を食べていない」とか「お弁当を買って一人で夕食を食べている」とか・・・誰にも言えなくても、近所のおばさんには話すことができるのだ思い、そして、自分の住む地域に、こんな子がいるんだ!と驚いたそうです。

学校での授業についていけない、高校に進学できそうもない・・・そんな悩みを抱える子の勉強を見てあげるところから、学習支援の取り組みが始まりました。
そして勉強のついでに、お弁当を買って一人で夕ご飯を食べるなら一緒に食べよう!というところから始まったのが、子ども食堂です。

一方、パン屋を営む奥様に先立たれ、子ども食堂の存在を知った山田和夫さんは、ひとりでは広すぎるこの家で、子ども食堂を!と、奥様のパン教室に通ったことのある栗原さんとつながり、『要町あさやけ子ども食堂』が誕生しました。

おとなは職場と家庭だけでなく、趣味であったり、他の居場所を持っていることがありますが、子どもは、学校と家庭の他は、ほとんどが地域の中で過ごしています。だからこそ地域の子どもは地域で育てることが必要です。
「プレーパーク」も「子ども食堂」も「学習支援」も、地域の中の子どもの居場所なんですね。

日本は、貧困に値する子どもの割合は6人に1人であると、2012年の厚生労働省の調査で明らかになっています。
ここでは、貧困であるかどうかに関わらず、すべての子どもたちを受け入れています。
おとなが子どもを分けて考えた時に、子どもの中にも差別が生まれるから、だれでも受け入れることが大事と、優しい笑顔でお話しされる栗原さん。

WAKUWAKUネットワークのマークはピンク色の「OSEKKAERU(おせっかえる)」。おせっかいされたおたまじゃくしは、おとなになったらOSEKKAERUになって、おせっかいを返します。
OSEKKAERUが、どんどん増えるといいですね!