ヒロシマ・ナガサキ「原爆と人間」平和パネル展

8月6日から9日まで、『ヒロシマ・ナガサキ「原爆と人間」平和パネル展』が開催されています。

広島「原爆の日」の今日、見学させていただきました。写真や絵からは、言葉だけでは伝わらない何か胸に迫るものを感じます。
私が小学六年生のとき、担任の先生が原爆死没者慰霊碑に記されている「過ちは繰り返しませぬから」の言葉の意味を考えさせるような授業をされたことを思い出しました。原爆投下に至るまでの日本の侵略戦争、その過ちを繰り返さないという誓いという意味だったと記憶しています。広島市の説明を見ると「戦争という過ちを繰り返さない」となっています。確かに、戦争は全人類の過ちと言っていいかもしれません。しかし、日本も加害の事実と向き合わなければなりません。
このパネル展の協力団体であるドイツ平和村をサポートする会の代表・秋山さんにそのことを話したとき、戦争だけでは主語がないと指摘してくださいました。誰が何をしたか、被害だけでなく加害の事実と向き合ってこそ、本当の平和が近づくのだと感じました。
福生市公民館では毎年、平和事業を行っています。このパネル展はその一つで、市民会館公民館の展示スペースで行っています。ぜひご覧になってください。