福生市総合防災訓練に参加しました!

本八第二町会のポスター

聴覚障害者は見た目ではわかりにくいです。支援が必要です。

必要としている人にわかりやすく伝えます。

簡易トイレ 意外と広いです

六小飯盒すいさん

秋晴れの10月18日(日) 大規模な地震が発生したとの想定で、市内小中学校10校を会場に、防災訓練が行われました。(メイン会場は第三小学校)

福生市では防災会議を設置し、福生市地域防災計画を策定しています。災害に備えた地域社会づくりや災害に強いまちづくりから、応急・復旧時の活動態勢やボランティアの受け入れ等、復興時の体制確立等についてまで計画されています。
地震だけでなく風水害や火山災害、原子力災害等にも対応しています。

私は、第六小学校での訓練に参加しました。
訓練は、自主防災組織ごとに行われました。自主防災組織は町会・自治会ごとになっていて、各地域で普段から災害に対する備えを進めています。町会加入者ではない住民も参加できますが、例年参加者が少ないことから、本町第八第二町会では、「誰でも参加できます!」とポスターを作り町内に掲示していました。

訓練は午前9時のサイレンで始まり、一斉防災行動訓練(シェイクアウト)を行いました。「姿勢を低くする」「頭を守る」「動かない」という3つの行動をとり身を守る、基本的な行動をとる訓練です。
その後、AEDを使った応急救護訓練、簡易トイレ組立訓練、消火栓スタンドパイプの組立訓練、軽可搬ポンプ訓練、備蓄食料の炊き出し訓練等を行いました。
訓練には真剣に取り組み、また、ご近所で顔を合わせて話をしたり…顔見知りを増やしたり、コミュニケーションをとったりすることも、災害時に備えてとても大切であるように思いました。

第六小学校では、児童・保護者の参加を募って学校ブースが開設されていて、30名ほどが参加して飯盒すいさんが行われました。マッチを使うのも初めてという子もいたりして、見守る保護者や先生は、ちょっとドキドキだったかもしれませんが、この経験と自信がいざという時にも発揮されることでしょう。
ご飯を食べた後は、訓練にも参加しました。

事前には、災害時要援護者の安否確認の訓練も行われました。自力で避難することが困難な方は、登録すると自主防災組織、民生委員、消防団等に情報が提供され、安否確認や避難誘導等の支援が速やかにできるようになります。
対象者は…
・65歳以上の方
・身体障害者手帳の交付を受けている方
・愛の手帳の交付を受けている方
・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方
・その他市長が必要と認めて方
となっています。(福生市役所・安全安心まちづくり課)
また、緊急時・災害時に援護が必要な方(上記対象者と同じ)のために「救急医療情報キット」を配布しています。必要な医療情報をまとめ、持ち主共通の保管場所である冷蔵庫に保管し、救急医療に活かす取り組みです。(福生市役所・介護福祉課、高齢福祉課)
他にも二次避難所(福祉避難所)の開設のため、地域の高齢者施設や障がい者施設と協定を結んでいます。

この他にも、地域の団体や企業と協定を結び、災害に備えています。

災害に備えて備蓄等の準備、心構えの準備と、コミュニティの大切さを感じた1日でした。