第23回男女共同参画フォーラムに参加
「女性がイキイキ働く?そのウソとホント」(1/29市民会館)に参加しました。
事例発表者は、社会教育委員の西山多恵子さんと、NPO法人「育て上げネット」の染谷友美子さん(上写真)
西山さんは元教員で市内小学校長をされていました。
染谷さんは企業で働き、部長職から一転、NPO法人に転職しました。
公立小学校の先生は都の職員。西山さんは制度と家族と周囲の方に助けられ、結婚、出産、子育ては、仕事にあまり支障にならなかったと語りました。明るく前向きなお人柄も助けているかもしれません。
染谷さんが就職されたのは、ちょうど男女雇用機会均等法が施行されたばかり。受け入れる企業は多くなったが、仕事の内容や賃金には男性との差は明らかだったとか。
女性の人生の中で、子どもを産み育てるタイミングと働き続けることには、制度という支援が必要であることがよくわかりました。
助言者として参加された横浜国立大学大学院教授の藤掛洋子さんがお二人の話のポイントを絞り、テーマを上げて4つのグループに分かれワークショップを行いました。
私が参加したグループのテーマは「女性の男性化」
女性が働くには、男性と同じようにならなければいけないのかという認識について考えました。
イメージすることの中に「牛丼屋で一人で食事をする女性」というのがありました。女性の非正規雇用や賃金格差、貧困をイメージした言葉でしたが、受け取り方によって、女性も忙しい仕事の合間を縫っての食事。バリバリ働く女性のイメージともとれます。
また、「逆セクハラ」という言葉。当たり前のように使っていますが、”逆”とつけること自体が男女平等に反する言葉ではないのかな…という気づきもありました。
ワークショップグループのまとめを発表しました
男性、女性、年齢、障がいに関わらず、一人の人として尊重し合うこと、違うっていいこと!というまとめになりました。
日常、無意識でいることも、少し意識してみるだけで、気持ちよく暮らせる社会づくりになるのではないかと思いました。