ふっさ ヘルプバンダナ~災害に備えるまちの第一歩~

家庭や事業所などでは、いつ起こるかわからない災害への備えとして、食料や飲料水の備蓄、非常持ち出し袋の準備、避難所の確認等をしているかと思います。
その内容も、家族構成で変わってきたりします。
例えば赤ちゃんのいる家庭ではミルクやおむつなどの準備、常備薬が必要な家族がいればその準備、女性用品の準備など家族に必要なものを準備します。

災害時、障がい者が支援や手助けを必要とすることが考えられますが、一目でどのような支援が必要なのかがわかるように『ヘルプバンダナ』が作成されました。
バンダナの四隅にそれぞれ
障害者マーク・耳マーク・盲人のためのシンボルマーク・ヘルプマーク
が書かれていて、障がいによって必要なマークを表にして使います。

災害時は特に混乱していて、支援が必要であることに気づかれなかったり、申し出ることができなかったりすることが予想されます。
見てわかる意思表示として、必要な方に使っていただきたいです。
そして、多くの市民がこのバンダナの存在にを知ることで、必要な人に必要な手助けをすることができます。
公共施設のバリアをなくすことは必要ですが、すべての公共施設や避難所をバリアフリーにするには時間がかかります。市民が支援の手を差し伸べたり、心のバリアをなくすことで補えるのではないでしょうか。

ヘルプバンダナは市役所一階 障害福祉課で希望者に配布しています。

市役所一階・障害福祉課前