性はグラデーション! LGBT自治体議員連盟 夏の研修会

2017年8月14日 12時52分 | カテゴリー: 人権, 活動報告, 男女共同参画

武蔵野ネット・西園寺さんと

新宿二丁目啓発センター「akuta」

「akuta」内

渋谷区男女平等参画・ダイバーシティセンター「アイリス」

7月27日28日の2日間、『LGBT🏳️‍🌈自治体議員連盟2017夏の研修会』が豊島区役所で開催され参加しました。
呼びかけ人は、※1) LGBT当事者であることを公表している現職議員5名です。(川上あや世田谷区議・前田邦博文京区議・石川大我豊島区議会議員・石坂わたる中野区議会議員・細田ともや入間市議会議員)
性的少数者の人権を守る条例施策を、地方議会をと通じて全国に広げていくことを目的としています。

札幌市や世田谷区、文京区、中野区などの先進事例を伺いました。

文京区の※2)SOGI施策では、組織が分かれていてわかりにくいということで「ダイバーシティ担当課ができ、横断的な施策を推進することができています。「性自認および性的指向に関する対応指針~文京区職員・教職員のために~」を作成し、区民に関わる全ての人が同じ認識を持つようにしました。

豊島区では、男女共同参画推進計画策定の際、パブリックコメントをもとに理解促進の対象者を明確にし、すべての区民と区内で働く人への啓発活動を行うこととしました。

中野区では、ユニバーサルデザインのまちづくり推進の取り組みの中の人権課題として、LGBT支援を位置付けています。

渋谷区は、「渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」が2015年4月から施行されています。区・区民・事業者それぞれの責務を定めています。その中の施策の一つとして「パートナーシップ証明」の発行を行ています。

世田谷区の取り組みと、世話人でLGBT当事者の上川あや世田谷区議のお話しをうかがいました。
世田谷区では、性的マイノリティへの不愉快な言動や不利益な扱いはセクシャルハラスメントであるとし、区の基本方針に明示しました。同性カップルは宣誓書を区に提出することができ、区は宣誓受領書を発行します。他にも、性別を問わないトイレ整備の推進(ALL GENDERと記載)があります。これは、障がい者の介助者が同性でない場合にも付き添いやすくなります。区の職員互助会や教職員互助会は、同性カップルにも結婚祝金を贈ることになりました。
上川さんは男の子として生まれましたが、自分の性に違和感をもちはじめます。27歳まで男性サラリーマンでしたが、自分らしい性を求めてシンガポールへ、そこで女性として生きるけとを決めたそうです。しかし、社会参加の最大の壁は、書類の性別変更だったそうです。社会が変わらないと生きづらい人がいる・・・と世田谷区議会議員選挙に立候補を決めたそうです。

新宿二丁目の啓発センター「akta」ではHIVとエイズついての啓発活動を、渋谷区の男女平等・ダイバーシティセンター「アイリス」では区の施策と策定するまでの経緯や現状について、お話しをうかがいました。

2015年電通ダイバーシティ・ラボ調べでは、LGBTの割合は人口の約7.6パーセント。福生市では外国籍の人の割合が約6パーセント。福生のまちに増えたなぁ〜と思う外国人よりも、多く暮らしていることになります。
先ずは、ちゃんと認識することから始めないといけないですね。
差別や偏見はマジョリティの問題。
これは人権の問題ですから!

※1 LGBT・レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの頭文字をとったもの。性的マ イノリティの総称として使われる。
※2 SOGI・Sexual Orientation&Gender Identity(性的指向と性同一性)の頭文字をとったもの。性的マイノリティをLGBTと表現することが多いが、SOGIは全ての人に関わるという考え方からLGBTよりも広い概念を持つ。

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多くの生活者ネットワーク議員が参加しました。