「学びの多様化学校」が開校します

福生市では令和8年4月1日から、「福生市立牛浜もくせい中学校」を開校します。

令和2年度に不登校特例校分教室として、福生第一中学校7組が地域会館であるさくら会館に設置され、不登校の生徒の学びの場となってきましたが、この度、学びの多様化学校として、福生第三小学校の新校舎に移設され、「福生市立牛浜もくせい中学校」として分校化されました。
名称を決めるため、福生市教育委員会から福生第一中学校7組の生徒に名称案を依頼したところ、福生第一中学校から、7組の生徒に加えて全校で協議し、5つの分校名案の提案があったとのこと。その5つの案を福生市教育委員会定例会で協議、福生第一中学校の生徒と教職員から最も支持のあった「福生市立牛浜もくせい中学校」となりました。
入り口に掲げられた学校名を記したプレートは、市内にある東京都立多摩工科高等学校ハンドメイド部の生徒がつくったもので、地域とのつながりも感じます。
また、子どもたちの意見の尊重や活躍の場となる工夫が感じられます。

3月18日に、総務文教委員会が行った「福生市立牛浜もくせい中学校」現地視察に、副議長として同行しました。
広くて明るい教室には、分割し少人数で使用するための可動式のパーティションも設置されています。また、図書室を兼ねたメディアセンターには、畳の上にビーズクッションが置かれ、リラックスできるような工夫がされています。広々とした廊下には、個別学習スペースを設置することができるようになっていて、様々な学び方に対応できるようになっています。
個別に対応できる相談室もあり、充実した施設となっています。

学びの概要として、3つの特色があげられています。

1、学習内容の充実
「自分探求」と「個別学習」の2つの教科を新設し、「総合的な学習」を加えた「三つの柱」を教育課程の中心に据え、「学びの多様化」を実現。

2、登校しやすい環境整備
生徒自身が「これなら頑張れる」と感じられる時間数や生活時程など、登校しやすい柔軟な教育課程の編成。

3、生徒の安心を育む環境・支援体制
全員が集まる大きな教室や個別学習スペースなど、安心して学べる多様な学びの場と、信頼できる大人が見付かる個別支援の充実。

 

施設の充実はもちろん大切ですが、中学生という心も体も大きく成長する時期に、大人の寄り添いがとても大切であると思います。
個別の指導計画を作成し一人ひとりの状況に合わせて指導することや、9人の教員が臨機応変に対応すること、週に1日カウンセラーが在校するなど、人的支援体制も充実させています。
集団の中に居ることが難しい子や何かのきっかけで学校に通うことができなくなってしまった子の新たな学びの場、居場所となるよう期待しています。

転入学の相談等の問い合わせについては、福生市教育委員会 教育指導課で受け付けています。
042-557-1538(平日9:00~17:00)