今年も あとわずかとなりました
今年は、都議会議員選挙、衆議院議員選挙がありました。
2018年に、男女の候補者の数が均等になることを目指すことを基本原則に定められた法律、候補者均等法が施行され、2021年6月には改正法が全会一致で可決・成立しました。
改正法では以下の内容が盛り込まれました。
- 女性の政治参加を促すため、政党と政治団体に対し、選挙の候補者の選考方法を改善すること(努力義務)
- 政党と政治団体に加え、国や自治体に対しては、セクハラや、妊娠・出産を理由にした降格などのいわゆるマタハラを防ぐ取り組みに努めるよう求める
- 政治活動と家庭の両立のため、男女問わず、議員が育児や介護などを理由に議会を欠席できること
2021年の衆議院選挙では、186人の女性が立候補し45人が当選しました。2017年の衆院選と比較すると候補者は23人、当選者は2人減りました。その結果、衆院選全体に占める女性候補者の割合は17.7%、当選者の割合は9.7%でした。法改正だけでは、女性候補者は増えませんでした。社会全体の意識を変えることはもちろんのこと、女性がエンパワーメントを高められる社会にならなくてはと思いました。
今年も昨年に続き、人権尊重と感染予防について考えさせられる一年となりました。
また、自分らしく生きることの大切さを実感した年でもありました。
自分らしく生きるための「心」と「体」をつくるために、「食」はとても大切です。
食べることは生きることそのもの。また、「食」は「社会」とつながっています。これまでもそう考えてきましたが、新たな人との出会いや経験をさせていただく中で、考えが深まったように思います。
もう一つは、「情報」の受け取り方。
いろいろな考え方があり、自分と違うからといってすべて否定するものではありません。でも、その情報を信じる根拠は何か、誰かの人権を侵害しているおそれはないか、よく考えてみる必要があるのではないかと思います。
これからも、自分を見失わないように、心にとめておきたいと思います。
今年も一年いろんなことがありました。
支えてくださったすべてのみなさま、ありがとうございました。
来年も、よろしくお願いいたします。