「セクシャルマイノリティーを理解する」学校教材用DVD上映&トーク

ゲストの恩田夏絵さん 2013年に同性結婚式をあげました

ゲストの恩田夏絵さん 2013年に同性結婚式をあげました

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昭島・生活者ネットワーク主催『「セクシャル・マイノリティーを理解する」学校教材用DVD上映&トーク』に参加しました。(10月9日・昭島市武蔵野会館)

引きこもりだった過去を持つ恩田さんは、自殺未遂等を繰り返し、人生最後の旅として参加した「ピースボート」で、いろいろな国のさまざまな人に出会い、「自分はこのままでいいのだ」と感じたそうです。それから、やっと前向きな人生を歩み始めました。
パートナーの室井舞花さんとは職場恋愛だったそうで・・・
お二人ともご両親へのご挨拶は、滞りなく済んだそうで、特に恩田さんのご両親は、生きてさえいてくれたらいいと、受け入れてくれたそうです。

DVDでは、「知る」「理解する」「つなぐ」と3ステップで構成されていて、当事者やカミングアウト受けた先生のお話し、親同士をつなぐ会の方のお話しなどがありました。

この会のあと、以前、聴覚障害をもつ方と話した時のことを思い出しました。
年配の方でしたが、親戚の訪問があったり来客があったりすると、部屋に閉じ込められて人前に出してもらえなかったとおっしゃっていました。居ないことになっている、存在を認められていないということだと思いました。

しかし、現在はパラリンピック等もあり、障がい者も社会をつくる仲間であるという意識が広がってきています。セクシャル・マイノリティーも同じ。まだ、居ないことになっている、存在を認められていないことになっています。
まずは「知る」ことが大事。私の近くにも困っている人がきっといるはずだと、改めて思いました。

学校や職場での困難やいじめ。家族にもなかなか理解されない。
これは人権の問題です。しっかりと取り組んでいきます。