オスプレイ配備・安保法制   議会での活動

6月18日福生駅東口 超党派で「安全保障関連法案」の慎重審議を求め、市民に訴えました

 5月9日の突然の報道により、米軍横田基地へのCV-22オスプレイ配備計画を知り、各会派へ「反対の声をあげましょう!」と働きかけるのが、私の最初の議会活動となりました。その後、6月9日の本会議初日、全会派一致で決議を採択しました。

 5月19日には、福生・生活者ネットワークとして、福生市長に対し、断固反対の態度をとり続けるべきとする要請書を提出しました。加藤市長は、国からの説明は、具体的な訓練内容等はまったく示されず、不充分なものだったとのことで、国と地元自治体との温度差を、今回も痛感することとなりました。

 初議会の一般質問でも、基地機能の強化の現状を取り上げました。これまでも、昭和48~53年には関東一円の軍事施設が横田に統合され、また平成23年からは、航空自衛隊航空総隊司令部が移駐し、米軍と自衛隊の併設基地となるなど、段階的に横田基地は強化がされてきた経緯があります。 そして、当初760名程度とされた自衛隊員数は、現在900名を超えていることも質疑の中で明らかにされました。オスプレイ配備に伴っても約400名の米軍人・軍属が増えるとされており、人数だけ見ても、どんどん基地の増強が行われていくことが明らかです。生活者ネットワーク三原1名、共産2名 市民派クラブ1名の議員で、議会に「集団的自衛権行使容認を柱とする安全保障関連法案の慎重審議を求める意見書」を提出しました。オスプレイ配備には全会一意で反対を表明した議会でしたが、19人中15人が自民系会派と公明党の福生市議会で、こちらの意見書は反対されることが予測されます。 また 安保法制については、こうした現状を抱える福生市からこそ、慎重審議を求めるべきとして、市民の会から議会へ陳情も出されました。
 今後も市民と連携し、軍備増強に反対の声をあげていきます