気持ちも新たに・・・ 一人ひとりを大切にする社会をめざします!
5月16日福生市議会臨時会が開かれ、議席の決定や議長・副議長選挙、常任委員会・特別委員会のメンバーを決めるなど、議会の人事等が決定しました。
私は、市民厚生委員会と横田基地対策特別委員会に所属いたしました。
6月11日から令和元年第2回定例会が開かれます。これからも市民の視点をもって活動して行きます!
ゴールデンウィーク明けからはさまざまな団体の総会や行事、消防団ポンプ操法審査会などに参加させていただき、市民のみなさんのチカラを感じることができました。また、小中学校の運動会や保育園のイベントなどで子どもたちからたくさん元気をもらいました。
5月13日には生活者ネットワーク会派で、日野市発達・教育支援センター「エール」を視察させていただきました。
エールは、市長部局の発達支援課と教育委員会の教育支援課で構成され、保健師である発達支援課長がセンター長で、教育部参事も兼ねています。福祉と教育の連携は重要ですが、連携ではどうしてもうまくかないことが出てくる、その課題を解決するために組織を一元化して、0から18歳までの子どもの切れ目ない支援を実現しています。子どもの相談窓口が一本化され、子どものライフステージに合わせたサポートする体制がつくられています。臨床心理士や保健師、言語聴覚士、作業療法士など福祉分野の専門家が未就学期の療育と学校教育の両方を支えています。
組織の一元化で可能になった情報共有や支援を受けた人が30歳まで保管されている自分のデータを活用できること、中高生年代の児童がライフスキルを身に付けるための取り組みやリソースルームなど、日野市独自の取り組みを見ることができました。
5月21日には、調布市子ども発達センターの見学をさせていただきました。
スクッピーの愛称で親しまれているこのセンターは、子どもの発達に関する総合相談窓口で、保護者や子どもに関する施設からの相談に応じています。
特定の要件で養育が困難な場合の他、保護者の休息が必要な場合にも利用できる緊急一時養護・リフレッシュ支援事業や保育園や幼稚園に通っているお子さんに専門的な支援をするための訪問事業など、6つの相談事業。ひとり一人の発達に応じて個別・グループ指導が受けられる発達支援事業。専門的支援を必要とする3から5歳児を対象として個別的療育プログラムを行う通園事業。
これらの3つの事業を柱とする取り組みがあります。センターへは、専用のバス(通称・ライオンバス)が運行されていて、保護者の負担軽減となっています。
リーフレットを開くと、調布市子ども条例の一文が掲載されていました。子ども・子育て施策のベースになるものですが、条例があることで市民の理解も深まると思います。
調布市は独自に受動喫煙防止条例がつくられていますが、通学路での喫煙が禁止されているそうです。これも、子どもを守る意識のあらわれだと思います。
隣接した知的障害者援護施設も見学させていただき、充実した視察となりました。
福生市には、専門的に療育を受けることができる施設はありません。今回の視察での学びを活かし提案できるよう考えていきたいと思います。