議会報告会「みんなで話そう会」報告

報告が遅くなりましたが・・・

5月27日(土)三原智子の議会報告会「みんなで話そう会」を開催しました。
市内のあちこちで、報告とともに皆さんの声を聴く活動として、半期に1度行っています。
今回は、福生消防署近くの扶桑会館をお借りし、いつものように少人数ながら中身の濃い報告会となりました。

まずは、12月と3月議会報告。

その後の意見交換では、やはり地域に外国人住民が増えている実感があることや「子どもの権利について」も話題となりました。
3月議会の一般質問で取り組んだ「子どもの貧困対策の推進について」の報告では、この問題が2012年の政府の調査で明らかになったにもかかわらず、福生市も含めて対策に乗り出した自治体が少ないことに、先ず驚かれました。何か対策を始めているのではないかと・・・。
ひとり親家庭になるとその割合が高くなりますが、福生市では前年と比べてひとり親の家庭数の増加はありませんでした。しかし・・・福生市のひとり親家庭の割合は、東京都の平均よりも約2%も高い!増加していなくても そもそもの割合が高いことを、私の意識の中からうっかり落としていました。
反省です・・・。
効果的な支援のためには、やっぱり調査は必要です!

 

そして話題は、3月議会で採択された「福生市地酒で乾杯を推進する条例」に。
これには再び驚きの声が上がりました。3月29日から施行されているというと、酒類を販売しているところでも居酒屋さんでも、そんな表示は見たことがないし、知らなかった!と・・・
反対しましたが、つくっただけにならないように、工夫して福生のPRに活かしていかなくちゃ!と思いました。

 

話しはさらに進んで、不安定な国際情勢や北朝鮮のミサイル発射実験などについて。
やっぱり不安に思っている人は、ここにもいました。
戦時中に小学生だった80代の男性は、当時の登校の様子や 子どもたちが逃げるのを面白がって狙ってくる爆撃機の様子などを話してくださいました。子どもだけど毎日死ぬということを意識して生活していたと・・・とても貴重なお話しを伺うことができました。
終戦を迎えて、神だった天皇が人になったり、急に民主主義を教えられたり、気持ちの切り替えがうまくいかなかったのではないか?との質問に、「急には難しかったし、教える先生もよくわかってなかった。教科書に載っている戦車とか軍艦とかいう字を墨で黒く塗った。民主主義は自分のやりたいことを自由にできるんだから、俺は野球をやりたいからやってくると授業中にみんなで野球をやったことがある。先生もわからないから止められなかった。」と話してくださいました。

今ある平和は、先人の努力の結果です。私たちも、その努力を続けていかなければなりません。
世代を超えて、その努力は続くのです。

 

 

予定の時間いっぱいまで、参加してくださった市民のみなさんと意見交換することができました。
三原智子の議会報告会「みんなで話そう会」次回は11月に行う予定です。

 

平成29年第2回定例会 6月議会は6月6日からです。
6月7日午前中に、一般質問する予定です。ぜひ傍聴にお出かけください。

1、市民の安全対策について
(1)他国からの武力攻撃に対する現在の市の対応について
(2)Jアラートの周知について
2、総合教育会議について
(1)会議の役割と市長の考えについて
(2)平成29年度第1回総合教育会議について