参加と協働の多様性をめざして

2018年2月2日 18時11分 | カテゴリー: 教育, 活動報告

ロビーに展示された資料

福生市公民館40周年記念事業「公民館のこれまでとこれから~参加と協働の多様性をめざして」が開催されました。(1月28日 市民会館小ホールにて)

記念式典に続いてシンポジウムが開かれました。
東京学芸大学非常勤講師で公民館第11代館長でもある伊東静一さんをコーディネーターに、4人のパネリストが公民館について語りました。

先ずは前福生市長で初代公民館長の野沢久人さんから、公民館ができるまでの当時のお話しを伺いました。当時の青年や主婦が中心となって「ふっさ公民館を創る市民の会」を立ち上げ、署名活動等を行ったことなど、たくさんの市民の力があって開館できたことを、当時の思い出も交えながらお話しされました。

小学生の頃、公民館の講座に参加してからずっと関わりをもち、現在はNPO法人自然環境アカデミーの事務局長を務める野村亮さん。
お子さんを連れて、保育併設講座だった当時の「婦人学級」に参加し、現在もサークル活動で公民館を利用している、市教育委員でもある加藤孝子さん。
公民館主催講座に参加し、その後「公民館運営審議委員」「公民館本館利用者連絡会運営委員」として活動され、サークル活動でも公民館を利用している山西年男さん。

それぞれの立場で公民館についてお話しされました。
そして、記念事業のサブタイトルにもなっている「参加と協働の多様性」について意見が交わされました。「人を育てていくうえで必要な機能」「コミュニティ・スクール制度も導入されているので、公民館の機能を学校を中心とした地域に移していけるのではないか。」「高齢者や学校に行けなくなった子供の居場所になるといい」「地域とのかかわりを多くし、行政と市民とのハブとしての役割になるのではないか」
暮らし方が多様化している現代では協働の形も多様になる、公民館が市民と行政をつなぐ役割を果たしていける可能性があるのではないかと思いました。

コーディネーター伊東さんは「公民館は学びと交流の場だが今後は地域や生活を考えた学びが必要、行政やNPO、企業、大学等と利用者が対等な立場で話し合い、協働の取り組みを進めてほしい」とシンポジウムを結びました。

福生市は社会教育活動が盛んで、230ものサークルが公民館登録しています。
さくら会館1階には公民館資料室もあり、貴重な資料を見ることができます。
生きがいや地域貢献、健康、生涯学習、さまざまな事柄が公民館とつながっています。若い世代に、この公民館という文化を引き継いでいくために、活動の充実とともに活動の広がりについても考えていかなくてはと思いました。