議会報告会『みんなで話そう会』開催しました

半年に一度開催している議会報告会「みんなで話そう会」を、11月25日白梅会館をお借りして行いました。

6月と9月議会の一般質問で取り組んだ内容を中心に、新公会計制度が導入された平成28年度決算審査についてや委員会視察について報告をさせていただきました。また、福生ネットで企画した「おとなも子どもも みんなで平和を考えようツアー」でユニセフハウスとJICA地球ひろばに行った様子や、防災食育センター内覧会へネット会員を募って見学へ行った様子などをお伝えしました。

その後、ご参加いただいたみなさんに自己紹介していただきながら、最近気になっていることをお話していただきました。

知人のお子さんが、30代になってもなかなか自立できないでいるがどうしたらいいだろうか。家族は相談するところがわからないと言っている。
子どもを持たない夫婦の場合、高齢になった時のことが気にかかる。
福祉サービスを受けようと窓口に行っても説明が親切でなかったり、他自治体に住む友人に教えてもらって初めて知ったサービスがあった。
子どもは成人したが、独りで大変な子育てをしてきた。相談に行くと丁寧に話は聞いてくれるが、解決にはつながらなかった。

ご自分の体験から周りで気にかかる方のお話まで、さまざまな声を聴くことができました。そして、一つひとつ参加者のみなさんと意見交換をすることができました。
貴重なご意見を、今後の活動に活かしていきます。

チラシを見て初めてご参加いただいた方から、「自分が困っていることは他の人も困っているのではないかと思ったので、今日、この機会に話してみようと思って参加した。」との言葉をいただきました。
これは、生活者ネットワークが進める市民自治の第一歩。
生活の中から生まれてくる課題を政策にして議会へつなげるのが、私たち生活者ネットワークの活動であることを再確認するとともに、初心を忘れないで日々活動しようとあらためて思いました。

次回の議会報告会「みんなで話そう会」は、5月開催の予定です。