シリアってどんな国?

ドイツ平和村をサポートする会主催「国際理解事業 遠くに思う国を知ってみよう~シリアってどんな国~」に参加しました。
(11月26日・プチギャラリー)

ドイツ平和村をサポートする会は、戦争や内戦で傷ついた子どもたちを治療し、母国へ帰す活動をしているドイツ国際平和村を、日本から応援して行こうと福生で活動をしている会です。

内戦が続き多くの難民がキャンプや国外に避難しているシリアについて知り、考える機会になりました。
講師は、海外青年協力隊としてシリアで幼児教育の支援を行っていた西村梨沙さん。情勢が悪化し退避命令が出される直前までシリアで活動していたことから、この国の日常について、写真を見ながらお話ししてくださいました。
緑が豊かで、市場で売られるたくさんの野菜。戒律が厳しいとされるイスラム教ですが、現代に合った生活が営まれています。都市部では女性も仕事をもち、日本とさほど変わらない印象だったそうです。

情勢が悪化し始めたころは、自警団のようなものが地域ごとに組織され、銃を持った人が町でも見られるようになったそうです。

ニュースで取り上げられるシリアと難民の映像を見ると、何となく怖いというような印象を受けます。
しかし、一歩前に出て知ろうとすることで、不安は減っていくのだと思いました。

福生市には50か国以上もの人が暮らしています。
遠い国を思う時、先ずは近くに住む外国人との共生や理解を深めることが大切だと感じました。20161126_13322120161126_133000

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