ほほえみフェスティバル  「福祉まつり2015」開催!

社会福祉協議会キャラクター・ 福丸

10月4日(日)よく晴れた爽やかな青空の下、「福祉まつり2015」が開催されました。

市民が、地域福祉への理解を深め、思いやりの心を育むための啓発と普及を目的に、参加ボランティアや市民が交流できるよう住民参加(主催・福祉まつり2015実行委員会)で実施しています。

体験・模擬店・展示・販売コーナーと、屋内外で催される演奏やダンス等のアトラクションがあり、おおぜい人でにぎやかな1日となりました。

中でも体験コーナーは、車いす・アイマスク・手話・点字・高齢者疑似・デイジー(デジタル録音図書)などがあり、日常ではなかなかできない体験をすることができます。福祉やまちづくりを考えるうえでは、貴重な体験となりました。

参加していた小学生は、「去年よりも、車椅子をおすのがうまくなった!」と笑顔で話してくれました。
子どもの頃から、年に1度でも定期的にこのような体験をする機会があることは、とても意義のあることですし、もっとたくさんの小中学生にも参加していただきたいと思いました。地域の中でこのような体験を重ねていくことは、ノーマライゼーションのまちづくりにつながるのではないかと感じました。

2014年1月、日本は国連の「障害者権利条約」を批准しています。国内においての法整備も進んでいますが、学校教育での共に学ぶ機会や就労の機会等、誰もが地域で暮らすことを進めるには、まだまだ課題も少なくはありません。
「すべての人を包括する社会」ソーシャル・インクルージョンの実現に向けては、当事者を含むさまざまな人たちが参加してまちづくりを進めることが大切だと思いました。