みんなで話そう会(松林会館)2月21日

2月21日

「みんなで話そう会」松林会館

 チラシを見て参加してくださった方や、福生ネット会員など、私を含めて8人での話そう会になりました。

 重度の障がいをもつお子さんのお母さん。障がい者施設に勤務する女性の参加があり、話は自然と障がい児(者)についてとなりました。

 お母さんの話
「今は、放課後デイサービスに通っている。数は足りていないと思う。家族だけで対応するのは厳しい。仕事が終わってから子どもを迎えに行くまでの時間があるのは助かる。」

「障がい児の母同士でも、障がいの程度や内容によっては理解し合えなかったり、うらやましいと思ってしまうことがある。」

他にも、障がいと診断された時の事も話してくださいました。

 親同士がつながれば、解決することもあると思っていましたが、それだけでゃないことにも気が付かされました。子どもへの支援は、やっぱり親への支援と寄り添いが大事でもあります。

 「精神障がいのある知人が、外出先でトラブルに巻き込まれました。身分証明をするために障害者手帳を見せると、偏見や差別を感じたり、信用してもらえなかったりした。」

施設勤務の女性
「地域の中で暮らしていこうという動きになってきているが、受け皿が不充分。自分の勤める施設でも、子どもの頃に入所して、今は、みなさん高齢になってきている。長い目で見た対応が必要。」

 福生ネットでは「障がいがある人も、ない人も、共に生きる社会」と政策に掲げています。インクルーシブ教育をすすめることは、とても大切ですが、それと同時に、受け入れる社会、福生のまちがノーマライゼーションのまちになっていなくては、と思いました。

そして、当事者の声が大事と再確認できました。

 他にも、原発再稼働や、集団的自衛権の行使容認についてなど、
今の不安に感じることなどの話題もありました。